歯科における2大疾患の一つで有り、成人の大半が罹患している病気です。歯周病も虫歯と同じように原因は歯垢の中の細菌で、歯垢がだんだん溜まってくると歯周組織にわるさをする細菌が増加してきて歯肉に炎症を起こしてきます。
基本的には、歯の清掃がうまくいかず歯垢が常に付着した状態が20台後半以降も継続すると細菌と細菌が産生する毒素の作用などにより歯肉からもっと深い歯根膜や歯槽骨などに炎症が拡大し、歯周組織が破壊されるようになります。
この状態が歯周病です。
これを家に例えれば土台の部分に当たります。この基礎がしっかりしていないとどんな高度で質の高い治療をしようと数年後には歯を失い元の木阿弥状態になってしまいます。
原因がわかっているのでその原因(歯についた歯垢)を取り除けば良いのですが、そう簡単にいかないのも事実です。ブラシ等でしっかり歯垢を除去する事が大切になりますが、実際に磨いた後に歯垢を染め出してみると磨き残しは思った以上に多いのも事実です。
このへんはそれぞれの人で磨き残しの部位が違ってくるので、その人にあった歯ブラシ指導が必要になってきます。
ここで重要な役割を果たすので歯科衛生士です。
当医院ではベテランから若手まで5人の歯科衛生士が担当制で患者さん一人一人に合った適切な口腔衛生指導や除石やクリーニングを行い、定期的なメンテナンスを行なっています。
但し歯ブラシだけでは歯周病を治すことは出来ません。
歯垢が長い間、歯に付着しているとそこに石灰化が起こり堅い歯石が出来上がります。この歯石は皆さん自身では取ることが出来ません。
歯石は細菌の棲家になっていたり、細菌の出す毒素を蓄えていたりして歯周組織には有害なものです。ですからこの歯石を我々歯科医や歯科衛生士が歯周病の治療として一生懸命取り除いています。しかし、この歯石は手ごわい存在で歯と歯肉の溝の歯根面に強固に付着しているので取るのは結構大変です。
5mm以上深いところに歯石がこびり付いている場合は歯肉をめくって歯石の付着部位を確認して取るような手術が必要になります。
この様に歯石をいかにして完全に取りきるかが歯周病の予後に大いに影響してきます。
その為歯科衛生士は日頃からのトレーニングや講習会に参加してその技術の向上を図っていますが、高度な技術をマスターした衛生士はさほど多くいないのが現状です。
また、歯肉をめくっての処置(FOP:歯肉剥離掻爬術)歯石の除去や、根面の廓清、そして症例にもよりますが、吸収した骨を再生させることを促進する製剤を使用し回復を図る処置も専門的知識と技術が求められ、当医院院長はこの分野でエキスパートであり、博士号も取得しています。
主に根の治療に使用されます。根の治療も大きく分けて2つあります。
まずは虫歯などが深く侵入し神経まで到達すると歯髄炎を起こします。この場合炎症が広範囲に広がると神経を取り(抜随)その後根の治療をします。もう一つはすでに神経が死んでおり、感染を起こしたものや、すでに根の治療を終了したが、根の先が炎症を起こした場合です。
いずれの場合でも神経が入っている管は非常に細く、複雑に配置しているので、それらを正確に確認することは裸眼では不可能です。治療用マイクロスコープが普及する以前は盲目的で手探りしながらの治療だったのであまり治療成績も良いものではありませんでした。しかし、マイクロスコープを使用すると治療域が明るく拡大され、各根管の状態を確認できるので適切な治療が可能になり、治療成績も向上してきました。
また、治療域が明るく拡大されるので
1. 歯石の取り残しの確認
2. 修復物を装着する際の適合の確認
3. 歯が破折しているかの確認
など治療の質がかなり向上することがマイクロスコープの導入により可能になりました。
当医院では治療用マイクロスコープを2台導入し、日々の診療に用いています。
また、院内技工においても技工士がマイクロスコープを用いて修復物の作成を行なっているので質の高い物が提供されています。
歯が一本から複数本無くなった場合、咀嚼や見た目に支障を来すので、冠やブリッジを被せたり、入れ歯を入れたりする処置が主になります。
重要なことは顎の動きと調和出来るような補綴物を入れることが必要です。すなわち咬合を考慮した補綴物の作成です。
また、かみ合わせが原因と思われる顎関節症の治療も重要になってきます。
冠やブリッジなどの補綴物は丈夫で見た目も良いセラミックが5年ほど前から普及してきて、数年前とは隔世の感があり、歯科界にとってはまさに革新的な出来事であります。
部分入れ歯については違和感が強く、良くかめない。バネのかかった歯が早く駄目になってしまうことがあります。
総義歯においては、すぐ外れてしまったり、うまく物をかめないなどの課題がありますが、それらの問題を軽減させる方法もあり、科学的根拠とさまざまなノウハウを駆使して治療を行なっています。
当医院では個々の患者さんの顎の動きに調和した補綴物を作成しています。そのため必要な症例では顎の動きを再現する装置を用たり、補綴物を装着する前に患者さんの顎の動きに合わせた調整を十分に行なっております。
また、歯型採取も3Dカメラを用いて精度の高い印象採得を行なっています。
総義歯の人工歯は咀嚼効率の良い特別な形態の歯を使用しています。
20年ほど前までは歯科医師・患者さん共にインプラント治療に懐疑的な方が少なからずいましたが、当時すでに多くの科学的根拠が示され、予知性の高い治療法として普及し始めました。当医院では27年前からこの治療に取り組み今日まで3800本ほどのインプラント埋入を行い、良好な治療結果を得ています。
まさに、インプラントは失った歯の機能を回復する画期的な発明であり、正しい診断、処置で問題なく機能し始めると、その予後はきわめて良いと言えます。また、科学的根拠に則った膨大な研究結果の上に成立している治療法です。
当医院理事長は27年前から世界的に高い評価を受けている学術団体ITIに所属し長年にわたって多くの知識や技術を習得し、現在ITIフェロー(国際インプラント・再生医学学会:日本支部指導医、理事)として活躍しており、院長もITI日本スペシャリストとして活躍しています。
審美歯科とは口元を白く明るい状態に戻し、さらに美しく自然な状態にする治療です。見た目だけではなく、患者さんの顎の動きに調和した治療を行い、健康で美しい素敵な笑顔をサポートしています。
当医院では、歯の形も美しく整えたい場合はセラミック治療を選択肢の一つとして提供し、歯を手軽に白くしたい場合はホワイトニングをおすすめしています。
近年の歯科材料の進化にはめざましい物が有り、このセラミック冠がまさに代表的な物です。この材料は金属に匹敵するほどの強度を持つと共に、審美性も向上し元々の自分の歯とほぼ同じ色調を再現することが出来ます。前歯は口の中で最も目立つので患者さんの希望を取り入れながら、自然な感じで綺麗に仕上がるよう、技工士が立ち会って色調を決めていきます。また、このセラミックは強度があるので奥歯にも使用することが出来るのも最大の魅力で、部分的な冠にも適応されています。
保険用の詰め物や被せ物に使用されることのある銀歯(金銀パラジウム合金)。見た目の銀歯がキラリというのは少しやですよね。保険治療では奥歯はほとんどが銀歯の適応です。金属アレルギーに繋がる危険性も。そこで登場するのがメタルフリーの修復物です。金属アレルギーになる心配もなく見た目と健康に優れた治療が行えます。
歯磨きやクリーニングでは落としきれない着色を除去して歯を白くする方法です。歯を削ることなく歯の中にある色素を分解して歯そのものの明度を上げます。
ホームホワイトニング
長いマスク生活や年齢を重ねたことによりお口周りのほうれい線やたるみ、シミやシワが気になりませんか?
当歯科医院では通院中または通院終了後の患者様を対象に、注射針を一切使用しないヒアルロン酸導入セラピーを始めました。
ヒアルロン酸導入セラピーとは、歯科専用の業務用複合美容機器を使用し、注射針を使用せずに安全・確実にお口周りのほうれい線やたるみのケアを行います。
ほうれい線やシミ、シワが気になるがエステに通うのは敷居が高いような気がする方や従来のヒアルロン酸注射には抵抗があるような方には大変おすすめの施術となっております。
歯科専用高機能複合美容機「ELASTIC-G2」(エレクトロポレーション)を使用することで針を使用した時のような痛みは伴わずにヒアルロン酸を電子パルスの力で皮膚深層の細胞内まで確実に浸透させることができます。
お肌のたるみ、シワの主な原因は年々低下するヒアルロン酸とコラーゲン。
20歳前後から減り始めて40歳前後で半分にまで低下。
ヒアルロン酸を直接浸透させ、従来のハリと潤いのある肌へと導きます。
また、プラセンタを併せることで、コラーゲン、ヒアルロン酸の生成を促し、ハリと潤いを持続させていきます。
健康なお肌へと生まれ変わります。
2021年6月より導入開始し、20代から80代までの幅広い世代の方にご利用いただいております。
また、女性だけでなく男性の方も施術可能です。ご気軽にお問合せください。
初回限定 キャンペーン | ¥2,000 |
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通常価格(1回) | ¥3,850 |
プラセンタ (オプション) | ¥770 |
お得な回数券 (5回) | 通常¥19,250のところ ⇒¥16,500 |